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生存戦略しましょーか

きっと何者にもなれない自分のために、生存戦略しませんか?

IPA情報処理技術者試験「ITストラテジスト」に合格するための秘訣

2015年、情報処理技術者試験
IPAITストラテジストに合格しました!!

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はじめて受験したのが2011年だから、苦節4年。3度目の正直。
あきらめずに頑張った甲斐があります。

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ITストラテジストの資格概要は以下。
経済産業省の運営する、情報処理技術者試験(国家資格)の最上位であるレベル4の資格試験。
・そのレベル4の中でも、最難関試験3本柱(*1)の1つ。
 (*1)
 以下の3つが最難関の3本柱。
 -ITストラテジスト(今回合格)
 -プロジェクトマネージャ(2014年合格)
 -システム監査(未受験)

3回受験したからこそわかったこと。
「なぜ過去は不合格だったのか」「なぜ今回は合格できたのか」を思い返してみて、
「何をしたのか、もしくは何をしなかったのか」
後学のために、
試験のコツ、合格方法をシンプルに書きます。
ちなみに私が使った参考書は以下。おすすめですよ。

情報処理教科書 ITストラテジスト 2016年版

情報処理教科書 ITストラテジスト 2016年版

 
2016 徹底解説 ITストラテジスト 本試験問題 (本試験問題シリーズ)

2016 徹底解説 ITストラテジスト 本試験問題 (本試験問題シリーズ)

 

 

午前1:
必ず免除の状態にしておくこと。免除でない人は、春試験など「1つ前」の試験等で「午前1免除」を勝ち得ること。
午前1から受験する人は、一日中の試験になります。余計な体力は使わないほうが良いです。そもそも午前1なんて、ただの足切り試験です。ここで足切されるのが一番バカバカしい。
もしも免除の状態でない方は、当然「午前1」対策が必要です。とはいえ、やり方は、下記の「午前2」対策と同じで、過去問の対象が「午前1」になるだけです。

午前2:
IPAのサイトから、過去5~6年の過去問(と回答)をダウンロードしておきます。
個人差あるけど、5年分の問題 * 3回転解く で、過去5年がほぼ100%の正解率になるはず。
午前1に続いて、午前2も足切り試験です。
ですが、この試験で気持ちに「勢い」をつけることが大切。
私は毎回、午前2試験を最重視しています。

午後1:
どの設問にも、正解のための「手がかり」が沢山隠されています。
(「あなたの考えを書きなさい」ではなく、問題文から導出することが大切)
問題文をきちんと一読して、状況を把握しましょう。
TOEICのような時間に追われる試験ではありませんが、じっくり熟読する時間はないはず。
かといって、さっと読むだけではそれこそ時間の無駄なので、調度良い塩梅で。
「大事だな(*1)」と思った箇所にアンダーラインを引くことができる程度のスピードで読むと良いです。
(*1)「大事だな」とは、設問の以下の「ポイント」を把握すること。
 1.課題ポイント(例:「駐車場が足りずに、土日は訪れることを諦める顧客がいた。」)
 2.改善すべきポイント(例:「現在はアルバイト作業員3名により手作業の伝票処理をしている」)
 3.改善しようとしているポイント(例:「システムの導入により、全国の各倉庫の在庫を一括管理することにした」)
 4.あなたが大事だと思った箇所なんでも
「1」「2」は、問題に出てきたら、基本的には課題をひっくり返せばOKです。
てか、「ひっくり返す」という回答法を知らない人、わりと多いみたいですね。
例えば、作業場が暗いなら、電気をつけて作業場を明るくする、と切り返す感じです。
上記の例だと、「駐車場が足りずに、土日は訪れることを諦める顧客がいた。」
→「駐車場スペースを増やす。」
で、複合的な回答を求める場合があったりします。上記解答を補足するため、
たとえば、問題文に「近隣の駐車場は空きが多い」と書かれているとか。
(特に「2」は、他の箇所に手がかりが埋まっている場合があります)
なので、手がかりを「つなげる」ことができると良いですね。

「3」は、「1」「2」の逆で、「なぜ?」を探しましょう。
上記の例だと、「なぜ(何を期待して)在庫を一括管理しようとしているのだろう」みたいな。
で、問題文のどこか別の場所に、「他の地域の倉庫の状況がわからず、納期回答に時間を要している」とかが書かれていたりするので、それが解答になると。

上記を意識して、過去問を3~4問くらい解いてみると合格ラインに達すると思います。


午後2:
論文ですね。
過去2回落ちているので、ポイントはバッチリ理解できました。事前に、半日くらいかけてやっておくべきこととして、以下。
(1)論文の記載要領(全体的な)を決めておく。
章のタイトルは1文字あける、その後の出だしは1行あける。等。

(2)マインドマップ等で論文のネタを出しておく。
その際、抽象的にならないように、テーマを1~2つ決めておくと良い。

(3)試験の性質上、論文はストーリー仕立てになるが、以下を意識して書くと良い。
 -目標すなわちKGIを定める
 -成功要因すなわちCSFを定める
 -達成のためのKPIを定める
 -施策
 -結果分析+a(PDCAのCA部分)
「社内システムのクラウド化にむけて、まず最初に私は、目標すなわちKGIとして~~を定めた。」と書くなど、基本的には左記のようなストーリーで進めます。KGIもCSFもKPIも、どれもすごく大事ですが、設問に即した論文にすることが大前提なので、すべてを記載する必要はなく、大枠としての「意識」が大切だと思います。ここを「意識」しておくと、論文の最後に「辻褄があわない」状態を防げます(とても大事)。

(4)自分の具体的な行動を、理由付きで述べること。
これはめちゃくちゃ大切です。
論文は、普通に書いていれば自然とストーリー仕立てになりますが、淡々と問題に回答している論文では、絶対に合格できません。B判定です。
「じゃあどんな感じで書けばいいのか」ですが、難しく考える必要はないです。「私は~の施策を実施した。具体的には~~~を行った。なぜならば~のように考えたからだ。」
と書けばOKです。全部に書いているとクドい文章になるので、大事だなと思う箇所に限定してOKです。
大雑把な目安としては、
  -設問ア:0~1箇所(800字)
  -設問イ:2箇所(800~1600字)
  -設問ウ:1~2箇所(600~1200字)
くらいですかね。少々くどいですが、これはとても大切です。「自分の具体的な行動を、理由付きで述べる」ストラテジストの論文の合格ポイントだと思います。まじで。

最後に、オススメの教科書、問題集をもう一度。 もちろん最新版が良いですね。

 

情報処理教科書 ITストラテジスト 2016年版

情報処理教科書 ITストラテジスト 2016年版

 
2016 徹底解説 ITストラテジスト 本試験問題 (本試験問題シリーズ)

2016 徹底解説 ITストラテジスト 本試験問題 (本試験問題シリーズ)

 

 

以下も、読んだことはないけど興味あります。

ITストラテジスト完全教本 2015年版 (情報処理技術者試験)

ITストラテジスト完全教本 2015年版 (情報処理技術者試験)

 

ちなみに、教科書や問題集なんて、半分程度使えば十分だと思います。
わたしは2回問題を解いて解説を読んだのと、解き方の考え方について述べられている章を読んだ程度ですので、30%くらい使った感じですね。
逆を言うと、そのくらいの割り切りで、そのために買う価値があると考えましょう。